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ウェスト コーストの風が吹く

IMG_0807.jpg  
レコード棚の前で、たった3枚しかなくなっていることに顎が外れそうになったけど、それはまた別モンダイで


 アメリカ旅行で買ってきた筈のSUPERTRAMPの謎が解けないので、
何を買ってきたのか思い出してみようと、うす~い記憶を辿ることにした。

 
 まずは、THE DOOBIE BROTHERS。
わたしが「BEST OF THE DOOBIES」を、まだ結婚してなかったけど、
一緒に行った現ダンナが「LIVING ON THE FAULT LINE」を買った。ハズ。
ハズ、から抜けられないのが情けない。


 今日の午前中は、気温は上がっていたけど、風がよく通ったのでエアコンは入れず、
少し大きめの音量で「BEST OF THE DOOBIES」から聴き始めた。
これは1971年から1976年までの、6枚のアルバムからまとめられたものだ。

 1曲目の「CHINA GROVE」で、ムシムシした日本の湿気は景気よく飛ばされて
TOM JOHNSTONの声で、気分はカラッと西海岸。
「LONG TRAIN RUNNIN`」に押されるように雑巾がけがはかどって、家も心もこざっぱりした。

 
 ドゥービーを初めて知ったのは、ずいぶん前に書いたのと同じ、高校生の頃に観たMTVのような番組でだった。
かっこいい!とは思ったものの、学校でも昼の放送でよく流れるようになったし、
ラジオのチャート番組でもしょっちゅう聴けるので、自分でレコードを買うところまではいかなかった。
同じようにEAGLESの「HOTEL CALIFORNIA」も、あまりにドンぴしゃ、リアルタイム過ぎて耳タコになり、
買う前に欲しい気持ちが薄れてしまったアルバムだった。


 けれども、それから数年たって、ドゥービーの存在が突然大きくなった。
漠然と聴いていたのがもったいなく思うほど、昔(当時の昔ってせいぜい3~4年?)の曲もググッとくるようになったのだ。
あんまり自分とは関係ないと思っていたバンドが、ある日突然それまでとは全く違ったように聴こえてくるこの感覚は、
その後も出現するようになるのだけど、ドゥービーもまさしくそうだった。


 「TAKIN` IT TO THE STREETS」を聴いていると、アメリカの風景が次々と浮かんできた。
それまでも聴いていたドゥービーの音楽が、心底響いてくるようになったのは、
もしかしたら旅行が決まってからのことだったのかも知れないと思った。
それまで‘西海岸‘は、自分ではない、流行の好きな誰かが好きになる場所、
そんなふうに決めつけているようなところが、偏屈な自分にはあったから。


 TOM JOHNSTONが脱退したことも、それ以降MICHAEL McDONALD の存在が大きくなったことも、
その流れでドゥービーサウンドが変わっていったことも、その当時は特になんとも思っていなかった。
「TAKIN` IT TO THE STREETS」と「LIVING ON THE FAULT LINE」の違いを、
今日ほど感じることがわたしには出来ていなかったのだ。(何十年遅いんだか)


 ただ、アメリカ旅行に連れていってくれた飲み屋の店員だったTOM JOHNSTONそっくりなしんちゃんが、
アメリカ旅行の時にはいなかったことと、ドゥービーからTOM JOHNSTONが脱退したことが、
似たような淋しさだったなということも、今日思い出した。
 自分より年上で、大成功を収めた雲の上の存在のようなミュージシャンでも、
「いろいろあったのね」と、一人の人間として思うようになるなんて、
それだけ年月が経った(=自分も年をとった)ということなんでしょうけど、なんだか妙な気分。



 あの頃、MICHAEL McDONALDにミーハーな感じでハマっていたことを思い出すと、
何故、リアルタイムで大ヒットしていた「MINUTE BY MINUTE」を買ってこなかったんだろうという、
新たな謎が、また増えてしまったのが悩ましい。



 数年後、自分たちで店を始めた後は、
TOM JOHNSTONのソロアルバムもMICHAEL McDONALDのソロアルバムもよくかけていたし、
新宿厚生年金会館に、JEFF BAXTER率いる(?)SNEAKERのコンサートにも行った。


 でも、今聴くならドゥービーじゃなきゃだめ、なんだな~。


 

 夏バテ防止に作ったジンジャードリンクでも飲みながら、
PATRICKの声に癒されることにしましょかね。



 

 
  

 


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この記事へのコメント

- TC - 2013年07月15日 01:04:09

初めまして、TCと言います。
doobie, eagles, fleetwood mac, supertrampとかでウロウロしてたらここに辿り着きました。自分もhigh school時代この手の音楽が大好きでした、今も毎日の様に聴いています。80年代半ばから音楽の流れも変わったと思いますが、やはりこの手の音楽良いですよね。

日本で生まれてすぐにLAに。そのままこの土地で育って生活しています。70年代、80年代のLAってとっても良かったですよ。残念ですが今はその面影ってあまり残っていません。Sunset BlvdにあったTower Recordsにも学校帰りに毎日の様に寄ってましたが2005年ぐらいに閉店してしまいました。

blog読ませて頂いて、とっても嬉しくなりました。
これからも頑張って下さい。

- - 2013年07月15日 12:57:36

TC 様

初めまして。コメントありがとうございます。

LAからコメントがいただけるなんて、、インターネットの時代を生きてる実感がしました(大げさですか? 笑)

たった一度しか渡米したことないんですけど、LAとサンフランシスコにいる知人の家に泊めてもらったので、ツアーの旅行よりは、普通の暮らしに触れた旅だったと思います。

Sunset BlvdにあったTower Recordsに学校帰りに寄れるなんて、漫画の中の憧れの世界のようです。
でも、やはりどこで生きていても、街が変わりゆく様を目にするのが現実の世界なんですね。

大好きな音楽を通じて、今でも毎日聴いていらっしゃるという方から声をかけていただけたこと、とても嬉しく思います。
これからも、お互いにずっと音楽に浸っていきましょう。

- TC - 2013年07月17日 01:23:48

リプライありがとうございます。
そうです、技術の進歩は素晴らしいと思います。

LAとSFですと、気候の違いのせいか文化や人間が違う様に感じられます。
正確に言うと、自分はHollywoodで育ち、Hollywood High Schoolに通いました。
よって街中育ちな訳です。今はビーチ沿いに住んでますが、年齢を重ねるにつれ、子供の頃の思い出なんかに執着するようになってきました。
音楽なんかもそれの一つです。当時の音楽を聴くと、いろんな思い出が鮮やかに蘇ってきます。センチメンタルな気持ちにもなったりします。

音楽って本当に素晴らしいものですよね。

- - 2013年07月17日 16:40:00

TCさま

  つい先月、Rock of agesという映画をレンタルで見て、その中のシーンで初めて、有名なHollywoodサインの裏側から夜景を見ることが出来ると知りました。
TCさんの視野には、当たり前にあのサインがあったのですね。

 
 SFへは、友人が所有する大きなキャンピングカーで移動したのですが、途中、砂漠のような風景の中でエンコしてしまい、みんなで押しがけをしたことしか覚えてなくて、距離感とか、かかった時間とかまったく記憶にないんです。きっと相当遠いですよね。


 多分、年齢も近いと推察しますが、「年齢を重ねるにつれ・・・」というところなんか、
自分が書いたような気持ちになります。

 
 思い出を引き出してくれるようないい音楽とたくさん出会ってきたことに感謝してブログを書き続けようと思っています。

- TC - 2013年07月18日 03:53:42

何度も書かせてもらって申し訳ございません。

今日のLAは快晴、摂氏27度、湿度50%

Hollywood Sign:
自分が育った家はサインの真下と言うか、家の外に出るとサインを目の当たりに出来る場所です。(Hollywood市内のBeachwood Canyonと言うエリアに当たります)
急坂ばかりのエリアでして、当時はBMXやSkateboardで遊び回っていました。
Beachwood Canyonの裏手には貯水池もありまして、人気の無い山間の様な佇まいを持った場所となります。
幼少時代は急斜面を這い上がるようにしてサインまで遊びに行ったものでした。
今もそれらの思い出に強い執着を持っています。若い時分は全く意識してなかったのですが・・・やはり歳なんでしょうね。
年齢ですが、同年代だと思われます。

LA to SF:
距離にして600キロ、時間にして6時間前後と決して近場でありません。
途中、砂漠の様な・・・とありますが、おそらく5番のフリーウェイ上だと思います。
確かにLAから山間(Grape Vine)を越えたは周りからは相当北に移動するまでの間は砂漠ですから。
自分もSFに遊びに行き、Hollywoodに帰って来る途中、リアタイヤがバーストして、スペアタイヤに空気が入っていなく、フリーウェイの横で立ち往生した思い出があります。
クルマは自分で初めて買った1972年型のオンボロのキャディラックで、写真をお見したいくらいです(苦笑

住まい:
先のコメントにも書きましたが、ビーチ沿いに住む様になってから結構な年月が過ぎていますが、Hollywoodに戻ろうかな?とも真剣に考えたりする事が多くなってきました。
こちらの住宅事情も日本のそれと似た様なところがありますが、最近は不景気のせいか、サブプライムローンのしわ寄せがまだ残っていると言うか・・・
まだ、不動産価値額も低いと言うのが現状です。
ビーチハウスを手離して、追い金して、足りない分ローンを組んで・・・どこまで自分の夢を追いかける事が出来るのだろうか?等と想いに更けるのも悪いものではありません。ただビーチライフが長くなってしまっているので、それなりのライフスタイルになってしまっています。例えとして、オモチャが増え過ぎた(クルマ、バイク、自転車、サフボード等・・・)それらを処分して、こ洒落たライフスタイルに戻りたいと思ったりします。

今はGrand Funk Railroadの"Walk like a Man"を聴きながら。。。

- - 2013年07月19日 01:22:32

Grand Funk、いいですね。
American BandのPVを何年か前に見て、何十年も前の映像にはまりました。

 アメリカの暮らしのお話を読ませていただきながら、懐かしいような既視感に囚われるのは、おそらく映画やPVの影響なんでしょうね。
それが現実の生活なんて、羨ましいです。

 SFはやはり、そんなに遠かったんですね。
それにしてもバーストしたのが、リアタイヤでよかったですね。
フロントだったら・・・ぞっとしますね。

 こちらは、車はキャンピングカーではなく、大きなバンだったそうですが、免許もなく車にも疎かったので、乗車中は寝てばかりいたようで、そんな写真しか残っていません。
 その上カメラも持っていなかったのですから、ある意味‘素‘の思い出しかない貴重な思い出ということになりそうです。


 

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