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わたしも越えよう  I`ll be over you

先日のことです。
ラジオのパーソナリティが、「TOTOで I`ll be over you」と次の曲を紹介したとき
昼ご飯の後のコーヒーを飲みながら「あぁ、あの曲・・」と思い浮かべました。
自宅のテーブルでひとり、朝からずっと掃除や洗濯で動き続けた疲れをホッと癒していた、
毎日の中のなんでもない時間でした。

今まで何度聴いたかわからない、TOTOの有名な曲のひとつで、
特別な思い入れがあるわけではないけれど、きれいなバラードであることは知っていましたから
疲れている心身には「歓迎だな~・・」という気持ちで聴いていると、なにかいつもと違って聴こえました。
ものすごく音響のいい部屋の真ん中に座っているわたしの周りを、
ひとつひとつの音が温かく包んで、体に沁み込んでくるような感じです。
なんだ、なんだ、どうした?と、わけがわからぬまま涙が出て
サビのコーラスが聴こえるころには嗚咽を抑えられないほど泣けてしまいました。
自分でもびっくりです。


ラジオで曲が終わってしまっても、まだまだ聴いていたくて
頭の中でずっと鳴らしながらレコード棚とCD棚を探して、初めて知るのです。
残念、家にあるアルバムの曲ではないんだ、と。
今まであんなに聴いてきたのは、ラジオからだったのか、
それともダンナが図書館から借りてくる‘80ヒット集‘にでも入っていたのかということでしょうが、
仕方がないので、youtubeでPVを見つけると、ここでまた軽く衝撃が走ったのです。

これが、わたしも見に行ったあのTOTOなの?!

TOTOといえば、メンバーは元スタジオ・ミュージシャンで
玄人受けする曲作りのセンスとテクニックを持ち、
圧倒的に男性ファンが多いというイメージで
わたしも80年代初頭に、おそらく武道館に(うろ覚えです~)見に行ったのですが、
一緒に行った男性陣は盛り上がっていたのに、わたしはといえば・・・
シンプルな「アフリカ」と他に数曲、それに仲間の楽しそうな姿しか思い出せない始末です。
席が後ろの方だったということもあるのでしょうが、
ボーカルのキンボールさんがムチっとした体型だったことがやけに印象深いのです。


PVはビルの屋上に怖々上ってゆく微笑ましいシーンから始まり、
歌い、演奏するかれらの姿は、夕陽に照らされる街に負けないくらい、眩しく輝いています。
1986年の曲ですから、既に名声も富も手に入れているはずなのに、その気配は微塵も感じられず
コーラスにマイケル・マクドナルドを加えて、さらに曲に深みを増すことに没頭する音楽好きのお兄ちゃんたち、
ラストの雷雨が来るシーンではやんちゃな面までのぞかせる、愛すべきTOTOの姿が満載のPVでした。



メンバー交代も頻繁に耳に入り、曲も好き嫌いがはっきり分かれるので、
TOTOにはちょっと壁を作って、好きな曲だけ穴から聴いてきた感じですが
それが30年も経って号泣のタネになるのですから、これはこれでよかったと思えます。

ただこういう時は、レコード屋に行きたい!と膨らむ気持ちの持って行き場がなく
今日も、夕飯の買い物に行ったスーパーから、以前はディスク・ユニオンだった店舗を恨めしく睨んで
ふっとため息をついて帰ってきました。
 I`ll be over youの入ったアルバム、『FAHRENHEIT』があるという保証はまったくないというのに。




















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おはようございます。

TOTOのたくさんある曲の中で、この曲とAfrica, Rosanna等の透明感のあるものが好きです。
マイケルマクドナルドも大好きなアーチストです。
でも彼にしては控えめなコーラスですよね(笑

Music Video(日本ではPV=Promotional Videoと呼ぶんですよね)のロケーションはロスアンジェルスのダウンタウンにあるビルの屋上です。

TCさん こんにちは。

やっぱりこれもご存知の場所で撮影されたものだったのですね。
もしかしたら・・とは薄々思っていましたが・・^^

わたしも「TOTOといえばアフリカ!」というくらい、一番好きな曲です。
この曲も含むバラードも耳触りがよいのですが、
良すぎて、今まではす~っと通過していってた気がします。

確かに、抑え気味のコーラスかも笑
でもマイケル・マクドナルドの声はわかりやすいので
少し入ってるだけでも十分いいスパイスになりますね。

こんばんは

 音楽を聴かれて涙が出る、しかも号泣とは感性豊かですね。

 これが入ったアルバムも、剣がメインで色違いのアルバムもありますが、最近はほとんど聴いておりません。

 たまに聴くといいですね。

 こんなにAROっぽかった?とボケ症状でPVを見ました。ありがとうございます。

mikitaka08さん

おはようございます。

感性が豊かなんて、とんでもありません。
最近は感動するのも億劫に感じられるほど堕落しておりましたから
あんなに泣いてしまったことは、自分でもあれま~!?と驚きでした。

わたしもTOTOはAORとは思っていなかったので
「‘80のAORを代表するバンド」という書き方が多いことに違和感を覚えましたが
youtubeのミックスリストを聴いていると、曲の幅が本当に広いとあらためて思い知らされ
中にはAORっぽい曲も(まぁ、たしかにこの曲を筆頭に)あるんですね~笑

でも、そのAORっぽいところが、涙を誘う要因かもしれないと認めざるを得ないんでしょうね~。

今日もコメントをいただきありがとうございました。
プロフィール

櫟コナラ

Author:櫟コナラ
里山と多摩川のある街で暮らしています。
家にいる時は、音楽かラジオをかけて、パンを作ったり、ネコと戯れたり。
うまく子離れしている・・つもりなんですが・・・。

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