再びのミック・ロンソン

デビッド・ボウイが亡くなってから、ラジオでは毎日のように新旧関わらずに曲が流れ、
ほんの短い時間しかつけないテレビからでさえも、
新しいPVをバックに「最後までアーティストであり続けた」というコメントが付けられ
歌舞伎の要素を早くから取り入れたりと、「親日家」であったことを紹介しながら、
京都でのデビッド・ボウイの映像などを流しているのを目の当たりにすると
ジョンと同じくらい日本人にとって大きな存在だったのだと、あらためて感じています。

 直に聴くことのなかった若い世代の人も
自分の好きなアーティストを通じてデビッド・ボウイを知りファンになったと話していましたが、
そうやって広がり深まっていくのが音楽の大きな楽しみでもあります。
そこで、世代的には逆行してしまうのが情けないところですが、
ちょうど昨年末からイエロー・モンキー・モードに入っていたわたしは
ミック・ロンソンの「HEAVEN AND HULL」を久しぶりに聴くことにしました。




IMG_4252.jpg



 イエモンには、‘70~80(それ以降も)のたくさんのバンドやアーティストに繋がる要素がありますが
とりわけデビッド・ボウイ、ミック・ロンソンに繋がっていったファンは多いと思うのです。
 高橋さんが片っ端からイエモンのDVDを使って、わたしを洗脳して(笑)くれたおかげで、
遅ればせながら知ったアーティストがミック・ロンソンでした。

 つぎつぎ貸し出されるDVDの中で、メンバーがイギリスへ行き、
ミック・ロンソンのお墓参りをし、追悼ライブに出演したシーンがありました。
その頃は、正直に言いますと、ミック・ロンソンという名前は知ってはいても・・・という程度だったのですが
ダンナにきくと、デビッド・ボウイの横でギターを弾いていたことやなんやかんやと言いながら
「うちにもあるぞ」と、このCDが出てきたのです。しかも
「たしか、ライナー書いてるの吉井さんだぞ」と言われて
え~っ早く教えてよ! と言ったかどうかは忘れてしまいましたが
当時はイエモンと交互によく聴いていました。



 イエモンとミック・ロンソンが同時に復活してくる日が再び来ようとは
ついこの前まで想像もしていなかったことですが
デビッド・ボウイが亡くなることだって同じように想像もしていなかったのです。
そしてもちろんあのような悲惨なバスの事故が起こることも・・。
生きていることは奇跡だと、誰かが書いていましたが
それを強く感じる今日このごろです。



 27歳の吉井さんが書いたライナーの締めくくりはこうでした。
「早くこの世に戻っておいでよ。」
さすがに今回はほろっときます。


 もう戻ってこないよ・・。
せっかく22年ぶりに再会したんだから。
向こうでまた楽しくやり始めるころだよ、きっと。
吉井さんだって、今はそう思っていると思うけど、さ。

などとブツクサ心の中でつぶやきながら、アルバムの最後の曲をyoutubeで探しました。








 フレディ・マーキュリーの追悼コンサートのライブのようですが、
見ているとやっぱり元気をもらえます。

一番好きだったときのままで、一番好きな曲とともに
ずっと心の中にいるんだな~。
そんな安心感が伝わってくるせいでしょうか。











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この記事へのコメント

- mikitaka08 - 2016年01月21日 11:36:59

こんにちは

 デビッド・ボウイ死後のたくさんのコメントは猛スピードで流れる今をちょっと止めたり、巻き戻してくれている感があります。
 テレビを見ていても、「あら、こんな人もコメントしている」、と多方面からさまざまなコメントがあり、あらためて日本人にとって大きな存在であったことを知りました。
 そしてミック・ロンソン、実は今回初めて知りました。凄いギタリストですね。さらに、コナラさんご提供のPV
を追っかけて行くと、なんと「十番街の殺人」にたどり着きました。ベンチャーズしか知らなかった私にとって、全く違う事件になっていましたが、さらに吉井和哉さんのとても素敵なミック・ロンソン評にもたどりつきました。「ラブミーテンダー」にも驚きました。
 音楽の奥の深さを改めて認識しています。

- 櫟コナラ - 2016年01月21日 19:06:06

mikitaka08さん

こんばんは。北海道は大荒れの天候ですね。
mikitakaさんのお宅辺りはいかがですか?
大変な中、コメントをいただき、ありがとうございます。

そうですね、ラジオでまったく知らない人のデビッド・ボウイの思い出を聴きながら
「その頃自分は?」と、さまざまな時間に立ち戻る機会になりました。キャリアの長さゆえですね。

未だにスターマンの頃の出で立ちに馴染めない自分を再認識させられもしたのですが、
後に「お化粧男子」も受け入れられるようになったというのに、何故だろうと考えると
80年代以降に、ぐんぐん渋くてかっこよさが増すのを既に知っているからですね。

あ~よかった、mikitakaさんもミック・ロンソン初めてで。
わたしもこのアルバム以外は殆ど未知のままなのです。
「十番街の殺人」というタイトルは知りませんでしたが、youtubeで聴いてみると旋律には聞き覚えがありました。
こういう時に、わたしも長生きしたなぁなんて思います(^^ゞ

雪の被害が出ませんよう、遠くから念を送らせていただきます。
どうぞお気をつけてくださいませ。



 

- TC - 2016年01月22日 03:59:15

おはようございます。
先日、David Bowieが亡くなったばかりなのですが、続いてEaglesのGlenn Freyも後を追ってしまいましたね。
二人ともとても素晴らしいアーチストだったので残念で仕方がありません。
特にGlenn FreyはEaglesの創立メンバーであり、名曲Hotel California等々。
出身こそカリフォルニアではありませんが、ロスアンジェルスやカリフォルニアを題材とした歌詞があったりで、自分はEaglesの大ファンです。
ここ数日クルマでも仕事中でもEaglesをかけ続けています。

- 櫟コナラ - 2016年01月23日 19:39:17

TCさん

こんばんは。
哀しいニュースが続きますね。
カリフォルニアに暮らすTCさんにとっては、グレン・フライの訃報はいっそうショックだとお察しします。堪えますよね。
特にファンだったわけではなくても、高校生の頃からイーグルスの曲はずっと
近くにありました。
デビッド・ボウイとグレン・フライ。
ロックの好きな人間には大きな穴が二つもあいてしまいましたね。
わたしも今夜はイーグルスを聴くことにします。

コメントありがとうございました。

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家にいる時は、音楽かラジオをかけて、パンを作ったり、ネコと戯れたり。
うまく子離れしている・・つもりなんですが・・・。

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