『弾ともや』で検索したら生沢佑一という人を知りました

 一昨日、クロネコさんに荷物を取りに来てもらいました。
お兄さんが重そうに抱えたダンボールには、LPが40枚ほどと
今回初めてシングルレコードも入れました。

 昨年末から恒例の売却レコード選抜に取り掛かっていたダンナは
スーパーでもらってきたダンボールに詰めて準備を着々と進めていましたが
時を同じくして実家の片付けに通っていたわたしが、妹からシングル盤を30枚ほど託されてくると
「じゃぁ、あとは頼む」と、あっさりと手を引き、いっさいを任される羽目になったわたしは、
売るとなれば1円でも高いところを探すぞ、と主婦の本領発揮。
検索して、買取ショップランキング(なんでもあるんですね、ランキングが)で第一位のエコストアというショップを見つけました。
 
 と、そこまでは素早かったのですが、それからウダウダとひと月が経過し、業を煮やしたダンナが依頼すると、
あっという間にダンボール、ガムテープ、伝票、ボールペンまでセットになった梱包キットが送られてきました。

 隙間があるからと我が家のシングル盤も何枚か追加して、
ドナドナド~ナ~と宅急便で揺られていったレコードの中に
『弾ともや』という40年前のアイドルのデビューシングルも入っていました。

 本当をいいますと、この記事は昨晩、違う話題で書き進めていたのですが、
つい「弾ともやって・・出てくるかな~?」と軽い好奇心で検索したところ
芸能界(音楽界?)の深~い淵に置かれた玉手箱に捕まり、戻ってこられぬ夜になりました。
そこには驚きの事実があったのです!

 といってもわたしが無知なだけで、多くの方にとってはどうでもいいような内容かもしれませんが
わたしとこのシングル盤の持ち主だった妹の間では、今朝までLINEのやり取りが続く一件になりました。


 始まりは、『弾ともや』と検索して出てくる『生沢佑一』の不思議でした。
一番上に出る「画像検索結果」に並ぶ顔は、見覚えのある『弾ともや』の写真ですが
横に出てくる『生沢佑一』さんの写真は、渋くていい感じのおじさまです。
?マークでいっぱいの頭で、2番目のwikiの文字を追うと、「1974年 弾ともや名義でデビュー・・・」とあり
さらには「あの妖怪ウォッチ ゲラゲラポー の正体は生沢佑一!」とまで。
かなり有名なんですね、生沢佑一さん。

 混乱した頭を丁寧に整理してくれるような見事なブログを見つけて読破すると
40年が一気に体を駆け抜けたような気がしました。
 すごいな~。あのままじゃなかったんだ・・・。
もうとっくに芸能界からは引退して、たこ焼き屋さん(一例です)でもやってるのかな~と
一瞬でも考えた自分を恥じました。そして心の中で手を合わせました。ごめんなさい、と。

 幸運にもデビュー出来たとしても、鳴かず飛ばずの人は星の数。
一発ヒットで有名になったばかりに、「あの人は今」とさらされる芸能界の惨さ。
あの時代にアイドルとして人気者になってしまった人が今も音楽界で一目おかれる存在でありつづけるには、
その後どのように歩んでこられたのか、簡単ではなかったと想像しますが、
wikiに並ぶ略歴には、本当に音楽が好きで実力もあり、努力を続けていらっしゃった方の足跡が刻まれていました。
人として素の良さが、周りに人と仕事を呼んでこられたに違いありません(とわたしは想像しました)。


 有名なアーティストのヒット曲の中だけでなく、
『遊✩戲✩王デュエルモンスターズ』など、「それ、息子が見てた~」という番組からも
そうとは知らずに彼の音楽を耳にしていたこともわかりました。

 実は子供に見せるフリをして、わたしの方が夢中になっていた『むしまるQ』という教育番組があるのですが
虫の生態をクイズ形式で面白く見せてくれるだけでなく、音楽がとてもイカしているのが魅力でした。
去年、図書館でCDを見つけたので借りてみると、うちでは見なくなっていた年代が中心でしたが、
「NHKがここまでやるのか~」と唸ってしまうような名曲のパロディもあり
その中で一番受けた曲が、なんと彼が手がけたこの曲でした。
生沢佑一さん、今更ですが、最高です。












「クリスタル星からやってきた ロックン・ロールの貴公子」弾ともやは若くして去り
人間 生沢佑一として地球に帰還し、大人にも子供にも受ける音楽を作り続けていたのですね。
めでたし めでたし。


 ・・・ん? そういえば、エコストアでの査定に、この件は含まれるのかしら?
写真がないのも、後の祭り(泣)。
 


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春一番が運んできた ヌシたちの顔

 今日の東京の気温は、昼過ぎには24度まで上がりました。
昨夜からの凄まじい南風は雨を伴って吹き荒れ
朝、雨戸を開けると、台風の匂いがする湿った空気に
とても真冬の2月とは思えず唖然としました。

 朝からセーター、シャツと一枚ずつ脱いで、七分袖のTシャツすら暑くて 
「明日には真冬並みに戻りますので体調をくずさぬようご注意ください」
というウェザーインフォメーションには首を傾げたままの1日。


 IMG_4431.jpg



 午前中の生暖かい時間に聴いていたのは、
カルチャード・パールズの 「スペース・エイジ・ハネムーン」というCD。
もう何年前?とライナーを見ると1998年。
j-waveで聴いたのがきっかけで購入したアルバムで
春っぽい風が吹き始めると聴きたくなる曲が入っています。

♪ sugar sugar honey ♪ とタイトルも出だしもどれだけ甘いの?と、
普段ならひいてしまいそうなのですが、
軽快なアコースティックギターに乗ったボーカルの声が甘さ控えめでちょうどよいのです。
この声だからすっと入り込んできて、体内&脳内にじわじわ~っと広がったのでしょう。


 朝のラジオで聴いて、職場でも頭の中でグルグルとローテーションしているのに
哀しいかなそのときの職場には、午前がTBSラジオの「大沢悠里のゆうゆうワイド」
午後がFM東京、しかも1時間ずつしかかけられないという決まりがあり、
カルチャード・パールズなど幻の幻、そんな状況でした。

 
 昼休みにラジオを話題にすると、そこにいた多方の人が、午後のFMはともかく、午前中のAMは
「ないよね~」という反応だったので、後日先輩に確認してから、午前のラジオをj-waveに変えてみました。
するとどんよりと重い仕事場の空気がいっぺんにお洒落な西麻布(当時)に変身!
ところが、 ヤッタ!と小さくガッツポーズしてクルッと向き直り席に戻ろうとすると、
鋭い視線が刺さってきました。パートのヌシ的おばさんが老眼鏡越しに睨んでいます。
そして、「決まってるんだから 変えちゃダメ」と、さっさとゆうゆうワイドに戻してしまったのです。

 しょげながら席に戻るわたしに、同年代のパート仲間が慰めの視線を送ってくれました。
席につくと無性に悔しくて余計に聴きたくて、髪をかき乱しながら
好きな音楽の聴ける職場にトラバーユしようと決意したのでした。

 
 週末シモキタのCDショップへ出向き、このセカンドアルバムとデビューアルバムを中古で、
最新作を新品で、珍しく同時に3枚購入したのは、ヌシ的おばさんに抑えられた反動からだったのです、おそらく。
それと、わざわざ電車賃をかけたからという主婦的発想ももちろんあったでしょう。
倹約一筋のわたしには本当に珍しいことでした。

 

それにしても、そんなドタバタも18年も前になるというのに、
このアルバムは今でも自分の中では『最近買ったアルバム』という位置づけなんですよね。
じゃあ、『昔買ったアルバム』ってどのあたりまでなんだろうと考えても、はっきりしませんが。

ただ、あの頃たくさんいた、かなり年上のパートさんに街で会うと
もうすっかり「ヌシ的おばさん」からは卒業されて、ワンランクアップの「小さなおばあさん」になられていて
その変わりようから、「あれは最近のことではないわ」と実感するのです。


 あの頃のヌシさんたちより年上になったわたしを
小さなおばあさんたちはいまだに「若いんだからがんばりなさい」と励ましてくれるのですが。







 初めて見たyoutube は、ちょっと怖い女性のハナシ。
18年後の真実。




 

心の安全装置

 まだ2月だというのに、今年は寂しい年になってしまいましたね。
一ヶ月の間に、デビッド・ボウイ、グレン・フライ、そしてモーリス・ホワイトが亡くなるなんて。
洋楽を聴き始めてからずっと、つかず離れずそこにあって、
あの時はこんなだったな~と振り返る標になる曲を作った人たちが次々といなくなってしまい、
ぽっかりとあいた穴は塞がるヒマもありません。

そこに追い打ちを掛けて、映画俳優のアラン・リックマンまで・・・本当に寂しいです。
たくさんの代表作がある中で、やはりわたしにとってはアラン・リックマンといえばスネイプ先生。
ハリー・ポッター・シリーズは一作目を家族みんなで観に行って以来、
我が子と同年代で、同じように成長してゆく魔法学校の生徒たちに会えるのが楽しみで、
子供たちが一緒に観に行ってくれなくなっても、最後は一人になっても観にいきました。
ですからスネイプ先生の訃報を聞き、さらに深く気持ちが沈みました。

 昨年中学時代の友人が亡くなって、年を取るとはこういうことかと、あらためて考えさせられましたが、
これから自分が生きていく先には、たくさんの覚悟がいるのでしょう。


 デビッド・ボウイもイーグルスもアース・ウィンド&ファイアも、
自分でターンテーブルに乗せて聴いても、なんだかしっくりきませんでした。
レコード棚から出してきたダンナが、何度もかけているのを聴いているのが自然なのです。
思えばずっとそうやって聴いてきましたし、ラジオから聴こえてくるのも同じです。


 今、自分が一番無理なく聴けているのは、コールドプレイの新譜「A HEAD FULL OF DREAMS」。
明るくてとても素敵な曲が詰まったアルバム自体がとても好きなのはもちろんですが
聴いていてなんだかとても安心するのです。
安心出来ることを求めてかけていることも、すごく自覚しています。
これって、あまり経験がない感覚ですが、
コールドプレイを心の安全装置にしているのかもしれません。








 何年か経ってこのアルバムを聴くときは
デビッド・ボウイと、グレン・フライと、モーリス・ホワイトと
そしてスネイプ先生がいなくなってしまった今を
じんわりと思い出す標になっている気がします。








プロフィール

櫟コナラ

Author:櫟コナラ
里山と多摩川のある街で暮らしています。
家にいる時は、音楽かラジオをかけて、パンを作ったり、ネコと戯れたり。
うまく子離れしている・・つもりなんですが・・・。

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