23年ぶりのキースのソロ・アルバム『CROSSEYED HEART』

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 まったくニュースに疎くなってしまって、
キースのアルバムが出たと教えていただいたのは
goldenblueさんの こちらのブログを拝見したとき。

 最初は意味がわかりませんでしたよ。
だってキースの新しいアルバムって、なに、それ? 
新しいの出るの? え、もう出たの? 
そんなことちっとも知らないかった~、と唖然呆然です。

ショップに直行して注文確定ボタンを押した後、我に返ると、
恩人のgoldenblueさんにお礼のコメントも残していません(m(_ _)m)
それほどキースの新譜が出ることを知らなかったショックは大きく、
けれどその体たらくぶりは、23年という月日を実感するには、悔しいけれど相応しい気もするのでした。

 
 そして後日、楽しみにしていたCDが届き、自宅のポストに手をいれた瞬間、
「しまった!」と後悔の念が湧いてきました。
レコードで買えばよかった。
なんでレコード屋さんに行かなかったんだろう?
小脇に挟んで持ち帰るあのワクワク感、
キースの新譜ならぴったりだったのに、と
出ているのかどうかもわからないのに悔やまれるのでした。


 ですが! そんなこと!
はじめのギターの音ひとつで、どうでもいいかーと思っちゃいました。
かっこいいとか、いい曲だーとか、ワディ・ワクテルだぁとか全部ひっくるめて、
キースだぁ~~!!と叫びたいのを敢えて「んッ」と噛み締めて
にやにやニタニタとゆっくり味わいながら聴きました。

 時に野太く渋く、時に年齢を重ねた分溢れんばかりの優しさを込めて歌うキースに聴き惚れていると
娘が帰宅しました。
「お~、キースの新しいの来たんだ~。
     ・・・あれ、前の曲と同じくね?」

 娘よ、まだまだだな。これは様式美だよ、様式美。
内心認めざるを得ないところでもあるけれど、ちょっぴり酔った母は言い返します。

ところが、「シワシワ~っ笑」  っという遠慮ないたたみかけには
「23年ぶりなのだ、これでいいのだ」としか・・  
「並べてみな、っていうことだよねぇ、ジャケットのデザイン」
「はいはいやりましたよ、並べましたとも。 はい、指輪にちゅうも~く」
「パイレーツん時のヤツ。・・ていうか指が細くなってる~ おじぃちゃんの・・・×××・・・」
もうこれ以上は書けません。



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 一枚目の『Talk is Cheap』 が出た年に生まれた娘は
前作の『MAIN OFFENDER』 の頃は公園の砂場に日参し
赤ん坊だった息子に泥団子を作ってやってた頃です。


 そんなふうに23年前を思い返すと、短いような長いような時間ですが
ずっと好きなことを追求して生きているキースの生き様って、
やっぱりかっこいいな~と いうところに落ち着きます。


 またニューアルバムが聴けてよかった~。ありがとうキース。




 



 
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いちご白書 が渦巻いて

 昨夜はテレビの前で 開いた口が塞がりませんでした。
今までわたしが言ってきた全ての「開いた口が塞がらない」は取り消したいほどです。
大したことないことに使ってきたんだなぁと思い知らされました。
あんな本物の「開いた口が塞がらない」状態を、あの場面で見ることになるなんて。

 あれが国民にとって大切な事柄を決める人たちだなんて
あれが戦後70年続いてきた大切な事柄を変える話し合いの結末だなんて。
ばかにしないでよ! って言ってよ、百恵ちゃん! (あ、すみません、彼女とは同年代なもので)

 
 一夜明けて、今朝から頭の中でぐるぐると回っている曲があります。


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  Ladies of the Canyon ジョニ・ミッチェルが1970年に出したアルバムのB面最後の曲、サークル・ゲームです。
ある年代以上の方はもうおわかりかと思いますが、
1960年代の学生闘争を描いた映画 『いちご白書』 の主題歌です。
作者はジョニですが、映画ではバフィ・セント=マリーが歌っていました。






 その映画の公開は1970年ですから、またしてもわたしは後追いですが、
当時は日本でも、あさま山荘事件や日本の学生運動が頻繁にテレビで流れていて、
小学生のわたしには、ヘルメットにゲバ棒を持ち火炎瓶を投げる映像が
とにかく恐ろしかったのを覚えています。


 そんな記憶が薄れた高校生の時、バンバンが「『いちご白書』をもう一度」と歌いました。

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 「いつか君といった映画がまた来る」 経験など、まだまだしていないのに
ニュースの映像記憶が錯覚させたのか、髪を切って社会に出てゆく人にリアルに切なさを覚えたものです。
わたしが大学生相当の年齢になったときには、学生運動は影を潜め、
高度経済成長の仕上げの時期到来というのでしょうか、
軽やかで華やいだ雰囲気が世間の色を変え始めていたので、
そんな中たった一人、成田空港建設反対と三里塚に通っていた友人の印象は強烈でした。


 あれから時代が波のように通り過ぎてゆく中、子育てや毎日の暮らしに埋没し、
気づいてはいるけれど、なにも言わずなにもせずに過ごしてきたら、
昨夜の有様を見る日がやってきたのです。

 現役の大学生が今や我が子より下の世代になり、
SEALDsを見ると隔世の感を禁じえませんが、
間に挟まれたわたしとこどもたちも、宙ぶらりんとただぶら下がっている場合ではありません。
 戦争から一番遠い時が高校時代だったね、とならないために声に出していかなければ。
幸い、先週集まった高校の同級生たちと飲みながら、自然と会話はそちらに向かいました。
初めてのことでした。
普通のおばちゃんだって、考えているんだよ、ばかにしないでよ、ほんとに! と。


 

 

俺と仲間 なの?

 先日 よく拝見する ゆきまロックさんのブログで
ロン・ウッドの 「I`VE GOT MY OWN ALBUM TO DO」 を取り上げていらっしゃいました。

ゆきまロックさんのその記事はこちらです

好きな音楽をうまく言い表すのは容易ではないなぁと普段から感じているのですが、
この記事を読ませていただいて、ひとつポンと膝を打ちましたね~。
「作り手の息遣いが伝わる」 あ~そうだ、わたしもそういう曲が好きだな~と。

それと思い出したことがひとつ。
わたしが持っている「俺と仲間」だと思って買った「CANCEL EVERYTHING」のCDの謎。


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いつか見つけたら買おうと思っていた 「俺と仲間」と「NOW LOOK」の二枚のアルバムがなかなか見つからず
いつどこでだったか、CDを漁っている時にひょいと見つけたのがコレでした。

ん?見たことないジャケだけど? いつのアルバム?
とひっくり返すと、おや Far East Man が入っているではないですか。

このジャケ写もかっこいいし なにしろ一番聴きたかったFar East Manが入っているのだから
なんでもいいかぁ~と買ったのですが ダンナが持っていた ロック名鑑のような本を見ると
内容が 「I`VE GOT MY OWN ALBUM TO DO (俺と仲間)」といっしょで
でもネットなどない時代のことで それ以上深追いはできないまま
「CANCEL EVERYTHING」(俺と仲間) に軽く ?マークを付けて今に至ったのでした。

ゆきまロックさんが「俺と仲間」という邦題をつけた担当者に天晴!と賞賛を送ってらっしゃって
内容からすると本当にそうだな~とつくづく感心しながら
久~しぶりに?マークの部分がムクムクと頭をもたげてきました。
だって やっぱり こじつけようがないですよね 「CANCEL EVERYTHING」で(俺と仲間)は無理があり過ぎです。

 で、今はネットの時代ですから ささっとググってみますと・・・

1974年に「I`VE GOT MY OWN ALBUM TO DO (俺と仲間)」を出した当時は
ロニーはまだフェイセズのメンバーだったので、フェイセズの所属レーベルであるワーナー・ブラザーズから発売し、
1985年にイギリスのサンダーボルトというレーベルから発売された再発盤が
「CANCEL EVERYTHING」とタイトル変更し、ジャケも差し替えられた ということがわかりました。
何故か?はわかりませんが、放題も (俺と仲間)ではなく (何もかもおしまいサ) というわけで、これなら納得です。
というか わたしが無知で こじつけていただけでしたが。

 それにしても 好きです。このアルバムから滲み出す空気感が。
ストーンズとフェイセズが一枚のアルバムの中で楽しげに騒いでるような
それも ロニーを(一応)真ん中にして ・・といったような雰囲気が堪らないです。
次はフェイセズかけようか、 それともあの頃のロッドにしようか、 とどんどんレコードが聴きたくなってきます。

 Far East Man は ゆきまロックさんのところで聴けるので
わたしは これを・・




 不思議なことに、今はこのアルバム、またジャケットもオリジナルに戻り 
タイトルも ♪ 昔のなまえ~ぇで 出てぇ~ いぃまぁすぅ~ ♪ ということでした。


今でもストーンズというバンドがあって まだロニーもいるよ。
あの頃の仲間が 誰も想像出来ないような未来になりましたね~。
 
 
 

久しぶりの山の週末

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 膝の痛みを治すために山に行くのを控えた夏も、長雨のうちに涼しくなり
定例活動の始まる前の金曜日、久しぶりに出かけて行くと
なぜかその日は夏の日差しが戻って気温も上がり、坂道のきつさと


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  今                                          去年

 
 ブルドーザーの騒音に ふぅふぅ言って畑に到着。

 汗をかきながら蒔いているのは 大根や聖護院カブの種。
わたしは皆に気を使っていただき、種を置いていく印を付ける楽ちんな係り。



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 里芋が例年以上に葉を大きく広げているのを見ると 芋煮会が楽しみになり
あっという間に「あの夏の暑さが恋しいね」などと言いながら大根を抜く 鍋の季節に思いを馳せます。
本当に季節の巡りが年々早くなるように感じます。



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  ヤマホトトギスの蕾も膨らみ 




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  ツリバナは見事に裂果して
 
 


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   今年はもうあきらめていた蝉時雨も たっぷり降り注いでいた一の森


 久しぶりの山は それは楽しかったのですが、 なぜか膝の痛みが一気に襲ってきて
せっかく我慢したのに・・とちょいと情けなくなりました。

 


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 そして昨日は定例活動に久しぶりの仲間が集まって
雨で勢いよく伸びた笹やクズなどを刈りながら お喋りの勢いが止まらず



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 それが不思議なことに、 わたしと同じ50代が集まると
「こっちが痛い」 「あっちが痛い」という話ばかり
60代の先輩たちは少し離れて にが笑い
痛みを乗り越えたのか 付き合い方を覚えたのか
早くあの境地に達したいものだと手を休め 腰を伸ばすと
笹のなくなった森に すっきり爽快感が走るのでした。




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 地上1メートルほどの伐採木のてっぺんに鳥の巣
作業の終わりに こんな発見が喜びの種になり
怪しくなってきた空もなんとか持ちこたえてくれて
無事に活動終了 それぞれ山を下りて帰路につきました。


 それにしても 膝の痛み なんとかしなければ。


 
プロフィール

櫟コナラ

Author:櫟コナラ
里山と多摩川のある街で暮らしています。
家にいる時は、音楽かラジオをかけて、パンを作ったり、ネコと戯れたり。
うまく子離れしている・・つもりなんですが・・・。

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