「夏の決心」 は午後へのイントロ?

 昨日の朝、録画したF1の予選を見終わり、息子がリモコンを持ったとたんに
音声だけのテレビから、懐かしいイントロが聞こえてきた。

「画面も観せて!」
息子が、「なに?」という顔をして
ぴっ
とテレビに向けた。

 ♪ なっつやすみは~ やっぱり~ みじかい~ ♪
やっぱり!大江千里の「夏の決心」だ。


「アンタたちが小さい頃、ポンキッキで流れてたんだよ~、覚えてる?」
わけないか。
でも、昨日の息子の「いや~」の言い方は、ちょっと優しかった。
いよいよ年老いた母を労わる気持ちが芽生えたのだろうか? (にっ)


 ポンキッキの歌を集めたCDをレンタルしたことがあったっけ。
子ども向けと侮るなかれ。
たくさんの大御所が、いい曲を書き下ろして歌っていたものだ。
今、思い出せないのが悔しいけど。


 「夏の決心」の時は、まだ二人とも幼稚園にも通っていなかったと思うから、
「子どもの夏休み」も、まだ見ぬ先の世界だった頃だ。
言ってみれば毎日が夏休みのようなもの。
朝から夕方まで、ずっと公園に入り浸っていた夢のような時代だ。


 過ぎてみればあっという間。
夏休みも市民プールも無縁になって、暑いだけの夏。
でも、大人も遊ばなきゃねと、知人の主催する遊びがそそのかしてくるので、
覗きに行ってみると・・・。

 なんだか、この歌にピッタリな午後になった。




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 多摩川で投網。
こんな夏の午後がくるとはね~。



IMG_0930.jpg  ‘そ~れ!‘ 広がった!  


IMG_0936.jpg  こちらも子どもに帰っちゃいました(^^)


IMG_0937.jpg  撮影後、手から川へ・・あ~(>_<)


IMG_0941.jpg  漁協のおじさんに習ったんだよ


IMG_0942.jpg   塩焼き、旨し!



IMG_0943.jpg ♪ なっつ~やすみは~ やっぱり~ 


IMG_0944.jpg   


 ありがとねー!
 
赤パン繋がりに謝謝。

漁協のおじさんにも謝謝。


 投網、楽しかった。



 




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忘れられない時間の中

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 今週も盆踊りに行くことになりました。


 環七を北上して、妹の家族が住む埼玉の街へ。
毎年、こちらの盆踊りに来てくれていた双子の姪っ子たちが
今年から太鼓の会に入ったと聞いたので
それは見に行かねばと、駆け付けたのでした。


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 まず一人の姪っ子の太鼓と鐘に感心し、
子供会の屋台で妹が作っていた焼きそばやウインナをダンナさんにごちそうになり
もう一人の姪っ子の出番を楽しみに待っていると・・・



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 ぴゅーと冷たい風が吹いて、提灯がわらわらと揺れ出しました。
「こりゃ、くるんじゃねえの?」
言った舌の根も乾かぬうちに、
テントに雨が当たる音がして、踊りは一旦中断に。


 みるみる風雨が強まって、稲光がして雷が鳴り始め、
ついに会場だけ停電してしまいました。


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 いくつか張られたテントの中は、避難所の様相を呈し、
横なぐりの雨と、テントの上にたまった雨がザバッと落ちるたびに
「ひゃ~!」と声が上がる、すさまじい状況に。


 今日は隅田川の花火大会もやっているというのに。
というと、妹のダンナさんはすかさずワンセグで映して
「まぁまぁ、じゃぁ花火でも見てようよ」と、さすがの和み人。


 櫓のまわりは大きな水たまりができ、再開はとても無理そうだけど、
傘を持っている人も、帰る気になれないほどの雨の勢い。
わたしたちも服が濡れちゃうと、その後のドライブきついな~と
身動きの取れない中、いつまで続くやらと思う反面、正直、ちょっと楽しい。



 やっと一部電気が戻り、町会長さんが話し始めたと思ったらまた電気が落ちて暗くなり、
雨も弱まったり強まったりを繰り返し、抱っこに飽きた小さい子が泥んこ遊びを始めたころ、
電気が復旧して、会長さんの声が盆踊りは中止と告げました。
もう一人の姪っ子の太鼓は聞けず仕舞いになってしまったのでした。


「抽選会だけはやりますので、今しばらくお待ちを」と聞いて
そうか、でもわたしたち抽選券ないしねと、お暇することにして
少しだけ弱まった雨の中、会場を後にしました。


 大変な思いをして準備をした方々や、
太鼓を叩けなかった姪っ子と、その仲間の子たちには気の毒だけど、
今日のことは、ずっと忘れられない思い出になるに違いないでしょうね。


 夏の激しい夕立で、何度も怖い思いをしたから
子どもの頃は、本当に雷が苦手でした。
 でもそんな時のことほどよく覚えているのは、
遊園地のプールで遊んだときの若い両親と幼い妹弟の顔や
宿題を一緒にやった友だちの、まんまるかった顔、
一緒に過ごした楽しい時間があったからこそなのだと思えます。

 
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 初めてフジロックに参戦している娘も、きっと
ハイテンションで忘れられない時間の真っただ中に、誰かと一緒にいるんだろうな。
そんなことを考えながら、時折強く叩く雨の中、環七を南下して帰宅しました。



 

夏休みの始まり

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 猛暑が続いて、とっくに夏本番になった気でいたけれど、
子どもたちの夏休みは始まったばかり。
といったって、我が家にはもう関係ないのにね。

 少なくなった田んぼの横を自転車で通るとき、
稲穂の上を渡る風に、夏休みの匂いを嗅いでしまう。


 うちの村(いえ、市ですが)では、この盆踊りが踊り初め、叩き初め。
振りを思い出そうと見下ろしていると、
昨年突然逝ってしまった友だちの姿を輪の中に見たような気がして、
ちょっと涙で霞んだ提灯飾り。



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 来年植えようねと、取っておいた種は行方知れず。
放られた種が意地を見せたよ。
空に向かってヒマワリが咲く、里山の夏。


 足元には戦いの痕、カブトのむくろが転がっている。
夜の山、怖いけど見たい。また来よう。

 虫も鳥も獣も必至に生きてる、生命力溢れる森。
わたしたちのお喋りなんて簡単にかき消されるくらい
騒々しい季節。



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 そんな山で育ったたくましい味の枝豆で
昨日は滅多にない、南ちゃんの仲間内だけの宴。
京王沿線物語のお祝いと、
facebook「稲城里山南ちゃんの会」イイネ!100over記念。



 サプライズで、山からのお祝い!?
みんなが再会を願っていたイチヤクソウも姿を見せてくれた。



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8月は、南ちゃんの活動も夏休み。
通信簿は「よくできました」かしら?
ん~、「もう少し」もまだまだあるか・・・。

 2学期、またみんなとがんばります。




少し南下して、461・・・

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 アメリカでどんなレコードを買って来たか、なにかヒントがないかと、
久しぶりにあの旅行の写真を見てみると、やっと一枚、それらしいものがあった。

 タワーレコードが、ほんの数年後に日本に進出してくるとは露知らず、
分厚く膨らんだ黄色い袋を持ったわたしと、
レコードを2枚じかに持つダンナが、UCLAの看板前に立っている。
 
 デジカメで撮った写真を自由に拡大出来る今なら、そのレコードがなにか判別できるのだろうけど、
ピントも怪しいその写真では、残念ながら無理だった。


 ダンナに覚えてるか訊いてみたら、
「アメリカのバンドだけ買ったんだったよな・・・」というけど、
名前が出た‘Tiger`、わたしがジャケ選びした‘White face‘は棚を何べんなぞっても出てこない。


「無いものは売っちゃったな。申し訳ない」
そうか、遅かったか。
もっと早くブログを始めればよかった。後の祭り。


 棚の中で「オレ、オレ」と訴えてきたのは、高校生の時から欲しかったこの2枚。
Greg Allmanはともかく、クラプトンのこのレコードは、
‘アメリカに来た記念‘とかなんとか、勝手に心の中に碑を建てて買っちゃったんだろうな~と思う。

 

 Claptonは初めてコンサートを観た‘外タレ‘だ。
と書いてみて思う。
外タレ、なんという汚い言葉。
コンサート、なんて懐かしい言葉。
だろう、と。

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 子どもが生まれる直前の引っ越しの時、
それまでとってあったコンサートプログラムやチケットをほとんど捨ててしまった。
でもクラプトンは、‘初めての外タレ記念‘だからね、捨てられなかったのです。


 クラプトンのチケットを取ってくれたのは、同級生のハルちゃんという男の子で、楽器は何でもこなす人だった。
色白で華奢な体つきは、ぱっと見た目女の子のようで、それなのにコンサートの警備員のバイトをしていたので、
間違ったオトコに痴漢されたと、憤慨していたことがあったっけ。

 ハルちゃんが、まとめてとってくれたので、アリーナの‘M‘辺りには、
学校で見たことのある顔がちらほらいるような塩梅。

 夕焼け楽団の前座に飽きてしまい、早くClaptonが観たいという気持ちが高まりきって始まったライブ。
1曲目が‘Layla`で、気が付くと、わたしも友人もステージのすぐ真下に。
興奮した若い男の子があっという間にステージに駆け上がり、屈強な外人SPに弾き飛ばされたのが
涙の向こうに見えました。
もちろん彼が可愛そうだったからではありません。
‘Layla‘でもう頭に血が上ってわたしも興奮状態、涙がぼろぼろこぼれて止まらなかった。


 後で、その男の子が同級生の一人だったとわかり、ハルちゃんが苦笑いした東西線九段下のホーム。
だんだん人数が減っていき、新宿で京王線に向かう‘くらぷとん‘に頭を下げるのがやっとのわたしは
心の中で半泣きしながら小田急線に向いました。
心配した父が迎えに来てくれた、普通の女子高生はLaylaになぞ、とてもなれなかったのでした。



 高校生の頃、Claptonはすでに「渋い人」の頂点だったので、
わたしが自分でかけて聴くアルバムはAnother ticketまでとなっております。


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ウェスト コーストの風が吹く

IMG_0807.jpg  
レコード棚の前で、たった3枚しかなくなっていることに顎が外れそうになったけど、それはまた別モンダイで


 アメリカ旅行で買ってきた筈のSUPERTRAMPの謎が解けないので、
何を買ってきたのか思い出してみようと、うす~い記憶を辿ることにした。

 
 まずは、THE DOOBIE BROTHERS。
わたしが「BEST OF THE DOOBIES」を、まだ結婚してなかったけど、
一緒に行った現ダンナが「LIVING ON THE FAULT LINE」を買った。ハズ。
ハズ、から抜けられないのが情けない。


 今日の午前中は、気温は上がっていたけど、風がよく通ったのでエアコンは入れず、
少し大きめの音量で「BEST OF THE DOOBIES」から聴き始めた。
これは1971年から1976年までの、6枚のアルバムからまとめられたものだ。

 1曲目の「CHINA GROVE」で、ムシムシした日本の湿気は景気よく飛ばされて
TOM JOHNSTONの声で、気分はカラッと西海岸。
「LONG TRAIN RUNNIN`」に押されるように雑巾がけがはかどって、家も心もこざっぱりした。

 
 ドゥービーを初めて知ったのは、ずいぶん前に書いたのと同じ、高校生の頃に観たMTVのような番組でだった。
かっこいい!とは思ったものの、学校でも昼の放送でよく流れるようになったし、
ラジオのチャート番組でもしょっちゅう聴けるので、自分でレコードを買うところまではいかなかった。
同じようにEAGLESの「HOTEL CALIFORNIA」も、あまりにドンぴしゃ、リアルタイム過ぎて耳タコになり、
買う前に欲しい気持ちが薄れてしまったアルバムだった。


 けれども、それから数年たって、ドゥービーの存在が突然大きくなった。
漠然と聴いていたのがもったいなく思うほど、昔(当時の昔ってせいぜい3~4年?)の曲もググッとくるようになったのだ。
あんまり自分とは関係ないと思っていたバンドが、ある日突然それまでとは全く違ったように聴こえてくるこの感覚は、
その後も出現するようになるのだけど、ドゥービーもまさしくそうだった。


 「TAKIN` IT TO THE STREETS」を聴いていると、アメリカの風景が次々と浮かんできた。
それまでも聴いていたドゥービーの音楽が、心底響いてくるようになったのは、
もしかしたら旅行が決まってからのことだったのかも知れないと思った。
それまで‘西海岸‘は、自分ではない、流行の好きな誰かが好きになる場所、
そんなふうに決めつけているようなところが、偏屈な自分にはあったから。


 TOM JOHNSTONが脱退したことも、それ以降MICHAEL McDONALD の存在が大きくなったことも、
その流れでドゥービーサウンドが変わっていったことも、その当時は特になんとも思っていなかった。
「TAKIN` IT TO THE STREETS」と「LIVING ON THE FAULT LINE」の違いを、
今日ほど感じることがわたしには出来ていなかったのだ。(何十年遅いんだか)


 ただ、アメリカ旅行に連れていってくれた飲み屋の店員だったTOM JOHNSTONそっくりなしんちゃんが、
アメリカ旅行の時にはいなかったことと、ドゥービーからTOM JOHNSTONが脱退したことが、
似たような淋しさだったなということも、今日思い出した。
 自分より年上で、大成功を収めた雲の上の存在のようなミュージシャンでも、
「いろいろあったのね」と、一人の人間として思うようになるなんて、
それだけ年月が経った(=自分も年をとった)ということなんでしょうけど、なんだか妙な気分。



 あの頃、MICHAEL McDONALDにミーハーな感じでハマっていたことを思い出すと、
何故、リアルタイムで大ヒットしていた「MINUTE BY MINUTE」を買ってこなかったんだろうという、
新たな謎が、また増えてしまったのが悩ましい。



 数年後、自分たちで店を始めた後は、
TOM JOHNSTONのソロアルバムもMICHAEL McDONALDのソロアルバムもよくかけていたし、
新宿厚生年金会館に、JEFF BAXTER率いる(?)SNEAKERのコンサートにも行った。


 でも、今聴くならドゥービーじゃなきゃだめ、なんだな~。


 

 夏バテ防止に作ったジンジャードリンクでも飲みながら、
PATRICKの声に癒されることにしましょかね。



 

 
  

 


一の森に届いたうれしいニュース

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 昨日の夕方、畑の作業のつもりで山に行った。
すると、小屋に札が下がっていた。
この似顔絵はアンさんだな。


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 ヘビさん、出ないでね。
鎌を握る手に、へんな汗をかきながら
怖くないもんねと唱えて歩く。


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 気持ち良い木漏れ日と、話し声が待っててくれた。

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 やってる、やってる、アンさんともみじさんが笹を刈ってる。
わたしもここの笹を刈りたくてたまらなかったから
水を飲んだら、さっそく加わる。


 「稲刈りみたい」にザクっザクっと刈りながら、いろいろ喋る。
晩のおかずや次の選挙の話。
ストレスも発散してすっきりして振り向くと、一の森もすっきりしてる。

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 そこへ、長野に出かけていた会長からメールがきた。
京王線に乗ったら、一の森で撮影された「沿線物語」のポスターが貼ってあったと。
少し傾きかけた夕日に向かって「わ~い!」っていう気持ち。セイシュンか!?


 正直、その瞬間まで、どこか信じられない気持ちでいた。
こんな無名の南ちゃんにドッキリを仕掛けてくる暇人なんていないと思うけど、
京王線に一の森の写真が載るなんて、すごいことだもの。


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  夜、検索してみたら、ちょうどこのあたりが使われていた。
 http://www.keio.co.jp/gallery/poster/monogatari/update/index_bw3.html




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 畑に戻ると、今朝スイスから帰国したばかりと聞いていたUさんが草刈している。
そんなにここが恋しかったのかしらねと3人で笑いながら下りていく。


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 ジャンボきゅうり、トマト、インゲン、それと枝豆の試食だよ~と分けて持ち帰る。


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 ヤマザクラが松の木のように赤く染まり、


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 「また来てね」とヤマユリがささやく森を抜けて、
大人の夕方遊びが終わった。

 
 あ~、今日も楽しかった。

アメリカで朝ごはん

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 子どもがいくつになっても心配するのは、親の常。
けれども、親に出番がないのも、これまた世の常。
 

 自分だってそうだったじゃない。
そういい聞かせるのに必死な毎日。


 たとえば、の一つ。
初めての海外旅行から帰って来た日、
成田から電話だけして、朝まで遊んでいた20歳。
今よりうんと外国は遠かったのに。


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 自分も親になって、
「すまんかった」
って初めて反省はしましたけど、
相変わらず今もちょいちょい心配させているようだし、
心配症は遺伝のようだ。



 偶然にもこのレコードが爆発的に売れた1979年の夏、アメリカへ行った。
まだ日本に進出する前のタワーレコードで10枚くらいレコードを買い、
これもその一枚!
の筈なのに、今日気が付いたら日本盤だし、
アメリカに連れて行ってくれた張本人のサインまであるし・・・???
まさか、借りっぱなし??
いやいや、それはない。
取り替えっこした何かの理由があったような・・・?
昔過ぎて記憶の欠片も出てこない。


 真偽を確かめようにも、きっとご本人の記憶にもないだろう。
今や、飲食業界の雲の上の人。
忘れられない思い出とともに、大切に墓場までお預かりいたしましょう。
 


 それにしても、なんて新鮮に聴こえる曲ばかり。
1グループ1枚のスタンスまっさかりの20歳。
ほかのアルバムには興味を移さなかったので、SUPERTRAMPはこれ一枚きり。
メンバーの名前も一人として知らず、、

 伊藤政則さんの解説によると(これが日本盤のいいところ!)
「今やスーパートランプはELO,フリートウッドマックと並ぶイギリスの3大アメリカ征服グループ」
ですって。
今、初めて読みました。



 イースター島に行きたくて、19歳で細々始めた貯金は、
1年後の夏に突然アメリカに行く運に恵まれて、きれいに消えてしまった。
そして、残高が増えることは二度となかったのでした(泣)

 
 

南ちゃんは夏時間で活動中

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 昨日、早々と梅雨が明けたので、猛暑の予報におののきながら、南ちゃんの作業をしに山に行った。
自転車でちょっとした坂を上っている最中、膝が痛くなり、
山に入るいつもの急坂がさらにきつい。
汗もすでに滝のように流れている。


 やっと着いた畑の土手に、ナワシロイチゴの実が赤く色づいているのを見つけ、一粒いただく。


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 登ってきただけで一仕事したような体に、甘酸っぱい果汁がいい刺激をくれる。
やっぱりこのイチゴが一番好きだ。


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 今日の作業は、一の森の草刈り。
最近隠密行動に忙しく、参加できないGさんから、
得意分野の大工仕事でベンチを作っておくからと連絡があったそうで
小屋の横に置いてあった大きな一枚板を、会長が軽トラで運び、
その間に、ベンチを作る場所の回りをみんなで刈った。



SN3F2624.jpg  2011年10月 

 一の森の整備を始めたときは、直径2~3センチで長さが3メートル以上伸びた笹との格闘だったので、
男性が刈払機で、女性は笹専用ののこぎりを使って刈っていった。
でも、今日は、新たに伸びてきた笹相手なので、久しぶりに鎌で刈ったけど、
ざくっという感触がなんとも気持ちいい。


「あ~、早くシャワー浴びて、冷たいもの飲んで、お昼寝したい!!」
「おにぎりじゃ、喉通らないからそうめん食べたい!」
いきなりやって来た夏本番に、そんな声があがるけれど、
水分補給をこまめにしながら、上の方も手入れをした。
気持ちは、もっともっときれいにしたいと思っているけど、
体の動きが鈍った頃、お昼時間になった。


 風の通り道を探してお昼を食べたら、もう動けない。


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 木陰でミーティングをして、後半は‘大ちゃん‘の取材(?)を受けた。
彼は、大学卒業と同時に福岡へ街づくりの仕事をしに行き、最近稲城に戻り南ちゃんに合流してくれたばかりだ。
南ちゃんはいつも話題が豊富で勉強になるけれど、
これから先も持続可能な南ちゃんでいるためには、
こういう若い人の視点や発想で、新しい空気を入れてかき混ぜて欲しいと思っていたので大歓迎。
幸い、南ちゃんには何故か、おばちゃん相手でも平気な若者がぽつぽつと参加してくれているのが強みだ。


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 そろそろ引き上げようと歩き出したとき、きれいな水色がひらひら舞っているのが目に入った。
飛んでいるルリボシカミキリを、初めて見つけた。
ところが地面を歩くの、早い、早い。
ちょっと待ってと言っても、止まってくれるわけもなく・・・。やっと写した。





 一週間ぶりの畑では、トマトが赤くなり、

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 キューリもネットで守られた中で大きくなっていた。

それをお土産に分けて、本日の南ちゃん終了。
お疲れ様でした。



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 ヤマユリが咲いたと聞いて立ち寄る。
この姿を見て、匂いを嗅ぐと、やっぱり夏だなと思う。



 家に帰って思い出したら、今日は七夕。
あんなに笹を刈ったのだから、小さいの1本持って帰ればよかった。
短冊に書きたい願い事は
「膝や腰の痛みが治りますように」
あれ、でも、痛くなくなってる。
山のパワーかな(笑)。













KON-TIKI号で大海原へ

 ひょんなことからダンナが、
コンティキ号の映画が公開されていると知って、教えてくれた。


 その名前を聞いたとたん、煩雑な毎日で、もやもやしていた頭に
ザッパーン!!と気持ちよく水しぶきをあげて、バルサ材の筏が浮かび上がってきた。


 何故、今、映画化されたのだろう。
そんなこともちょっと頭に浮かんだけれど、
公開中なら見なきゃ。

 なきゃ。
な、仲なので、さっそく観てきた。




 最近、こういう映画少ないと思うけど、観客も少なかった。
でも、少ない観客の人たちと、見終わったあと、お茶でも飲みながら話が出来たら・・・
きっと楽しかったに違いない。
それぞれの人の、コンティキ号への思いを聞いてみたい気がしたのだ。


 わたしは、19歳の頃、イースター島に憧れて、そんな本ばかり読んでいた。
その中で知ったトール・ヘイエルダールの「コンティキ号 探検記」。
読んでみたいと探してもなかなか見つからなかった本を見つけたのは
建築家の親戚の叔父の家のトイレに設えられた本棚でだった。


 頂戴とは言えず、貸してもらって読んだのも、もう何十年も前のことで、
細切れになった記憶が、映像の中で少しずつ繋がっていった。
ストーリーはもちろんドラマティックで、
映像も美しく迫力も満点で、もっとこの世界にいたいと思わせてくれた。


 自分の無様な生き方とまた向き合うことになるな~と、
観る前にちょっとした覚悟が要ったことなど、
大海原で見上げる銀河系や、8000kmの航海の前では
ちっぽけすぎた。


 わたしより何十歳も年上の学者だったヘイエルダールが、
昨日はすっかり年下のハンサムな冒険家になり、
‘泳げない船長‘だったと知って(全く記憶になかった)
もしかして、尾田センセイも読んだのかしら?と
ここ10数年読み続けているワンピースの船長に思いが至り、思わず苦笑した。


 航海中に撮影していたビデオが、
1951年にアカデミー賞(長編ドキュメンタリー部門)を受賞していたことも
今回初めて知って、観てみたくてたまらないけど、
これは叶わない夢かなぁ。


 こんなに簡単に諦めるおばさんになってごめんよ。
19歳のわたし(-"-)


`4th of july` from LOOK TO THE SKY

 うちのわんぱくニャンコの‘そら‘とは、
大好きな祖母の命が終わろうとしていた去年の夏、南山の中で出会った。


 手のひらに乗るほど小さく貧弱で、葉っぱや泥で薄汚れ、
「このコ生きていかれるかしら」と心配になるほどガリガリにやせ細った体で
「一緒に連れてって!」と声の限りにアピールしてきた生命力に圧倒された。


 一回り大きかったほかの兄弟ねこたちは、手を差し出せば逃げていくのに、
このコだけはまとわりついて離れなかった。

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 3日後に祖母が空に昇っていった。
享年101歳の大往生。





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 同じ月の初めには、娘が一人暮らしのため家を出たばかりで、
空っぽになった娘の部屋でJames Ihaの‘LOOK TO THE SKY`を聴きながら、
この写真の空を眺めていた。



 空ばかり見ていた去年の夏に来たから、‘そら‘という名前になった。


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 円座クッションの小さい丸のなかにすっぽりハマって寝ていたそらは


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 こんなに大きくなった今も、懐こい性格はあの日のまま。
椅子に座っていると飛び乗ってきて伸び上がり
子犬のように、顔をペロペロと舐めてくる。
 

 momoはわたしと同類。甘え下手だ。
だからそんなmomoが甘えてくると、しびれるように嬉しい。
 反対に甘え上手なそらは、人を喜ばせるために生きてるんだと素直に可愛くて、
そして羨ましくもある。


 そらはその性格でわたしを惹きつけ、自分と兄弟たちの命を守り、
人間の赤ちゃんみたいに横抱きになって気持ちよさそうに眠る生活を手に入れた。
 どんな事情があったのかは知らないけれど、
まるでゴミのように子猫たちを人通りのない場所に捨てた人が見たらどんな顔をするだろう。
どうであれ、今はそらに会えたことにとても感謝しているけど。


  
 夏の夕方のような優しい曲‘4th of july‘の日が巡ってきて、
聴きながらまた、そらに会った夕方を思い出している。


 ま、毎日なんですけど(^^ゞ
というくらいのヘヴィローテーションは、
ここまで来ると、生理現象に近いかもしれない。



 4th of julyのyoutubeがないので、
映画「リンダリンダリンダ」の挿入歌「大切な時間」。
Ihaさんの優しさが滲み出ているのは、どの曲も同じです。







プロフィール

櫟コナラ

Author:櫟コナラ
里山と多摩川のある街で暮らしています。
家にいる時は、音楽かラジオをかけて、パンを作ったり、ネコと戯れたり。
うまく子離れしている・・つもりなんですが・・・。

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