名前は・・

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 ボビー・キーズが亡くなって、ストーンズ浸りな幾日かの後、
部屋に入るとSADEがかかっていました。

 ストーンズのバンドメンバーではないにしても、
ストーンズの曲に欠かせないスパイスをサックスで効かせたボビー・キーズ。
 SADEでは、サックスはスパイスというよりも、
SADEをSADEたらしめるほど印象的で重要なパートであり、
しかもサックスを吹くこの方は、このバンドのギタリストでもあるのを
このDVDで知ったときは驚きました。
サックスを吹く姿も、ギターを弾く姿も様になるかっこ良すぎる人です。


 SADEが、女性ソロ歌手の名前ではなく、
バンドの名前であると知ったのは、実はつい数年前のことですが
その経緯はこちらです
そのバンドの要だというのに、わたしはこの方の名前すら知らないのだな。
ボビーの名前を知らなかったとコメントをいただいたことからか、そんなことに思いが向きました。

 
IMG_0076.jpg

 

 ボビー・キーズの名前をわたしが辛うじて知っていたのは
来日公演に何度か足を運んで、目の前で演奏する姿を見たり、
親しみを込めたミックのメンバー紹介のお陰で、しっかりと脳に刻み込まれたからでしょう。
 
 今、全員の名前が言えるバンドはいくつあるだろう?と考えてみると
好きなバンドでもかなり怪しげで、ちょっと淋しい気がしてきました。

 高校生じゃないんだから、そんなことを覚える暇な時間も柔らかい脳もないよ、
といえばそれまでですが、
たとえば、植物の名前を覚えられないことも考えてみると、
若い頃に、オタク脳をもっと耕しておけばよかったと後悔します。

 まぁ、後悔しても後の祭りですから、
ここからは、せめて脳トレのつもりで 笑、
印象に残った人の名前くらいは、ちゃんと覚えるようにしようと思います。
そこから興味は深まるのかもしれません。
 
 SADEのサックス奏者でギタリストでもある彼の名前は
スチュアート・マシューマンです。


曲はたくさん名演があって悩みましたが
     これを・・・







 
 
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SADE聴いて アーユルベェーダ?

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 今週は、仕事、頑張りました。 
体の芯からへとへとです。


「あ~、もうだめ~、疲れてなにも出来ない~」
低周波治療器を腎兪に当て、床にうつ伏せになって目を閉じ、SADEに耳を傾けると
我が家の居間が、まるでエキゾチックなリラクゼーション・サロンのよう。

「お~、アーユルヴェーダ・・」な心地よさです。
 経験はないんですケド(^^ゞ


 でも、SADE(シャーデー)を聴きながら、こんなに癒される日がくるなんて・・・
長い間逃していたものに、もう一度めぐり会える運に思いを馳せてしまいました。



 去年、一人暮らしを始める直前で、お金を節約していた筈の娘が
SADEのライブDVD ‘Bring Me Home‘を買ってきました。
それまで娘の口からSADEの名前が出たこともなかったので驚きましたが、
「これは、買えるうちに買っておくんだ。娘が生まれたら、絶対に見せるんだから!」と言うのです。
バイト先で目にしたようですが、そんなにまで?と思い、一緒に観てみると・・・


 魅了されました。
あの時流行ってた音楽。
それだけではなかったことを、うっとりとさせられるほど味わうことになったのです。


「いいなぁ、SADEが流れてた時代を知ってるなんて」。
70`~80`のミュージシャンにハマるたびにそう言う娘に、
今までは、ちょっと自慢気に返す言葉がありましたが、
SADEがバンド名でもある、ということすら知らなかったわたしは、
何も言うことが出来ませんでした。


 SADEが耳に届き始めたのは、バブル真っ盛りの1980年代の半ば。 
それまで、貧乏でも仲間とお金を出し合って、安いウィスキーを楽しそうに飲んでいた学生が、
企業からもてはやされるようになり、似合わないゴルフバッグを持って飲みに来たり、
高級な洋酒を取り寄せてよと言うのを目の前にして、なんか違う、と
時代の変化に戸惑い、反発心がもぞもぞと目覚め始めていた頃でした。


 ‘80に入って流行り始めたAORの頃は、まだ外国への憧れが健在で、
半分夢の中というか、時代の表面をチャラチャラと流れているものを
みんなで真似れば怖くないと、ちょっとダサいことにも右へ倣えしてしまうような愛嬌があったし、
サーフィンボード小脇に抱えればその気になれるレベルの、身の丈に合っていた時代だったと思うのですが。
 いつの間にか、学生の分際でBMWやベンツを乗り回したり、LVのバッグを当たり前にせがむような
妙な時代が押し寄せて、そんな時代の空気を写したようにお洒落な音楽が流行っていた。
SADEの印象は、あの時代の印象そのものだった。
 
 以前書いたSwing Out Sister も、初めは同じような印象で、他と区別もできなかったのに、
だんだんと耳に馴染んで、好きになってしまったのとは対照的に
SADEはずっとバブルの時代を被ったまま、きちんと向き合うこともないままだった。


 CDが席巻し始めた時代とも重なり、知り合いがレコードはもう捨てるというのを聞いて、
ダンナがまとめていくらかで引き取った中にこの2枚もあったので、20年以上家にあったにも関わらず、
去年出してきたSADEのレコードには、たくさんのカビが生えていた。




 そこまで惚れ込むなら、母が教えてやって手柄を取りたかったところですが、
宝を持ち腐れするような、いや違うな、
馬の耳に念仏だったわたしには、どうしようもありませんね。


 娘は、まだ見ぬ娘だけでなく(てか、結婚しないって言ってなかったっけ?)、
母にもSADEを教えてくれたわけです。
 死ぬまで聴くチャンスがなかったかもしれないのですから、
たまたま娘の目と耳に触れさせてくれた偶然にも感謝しつつ、
もっとしなやかな感性で生きてきたら、
いろいろと違っていたんだろうな~と思わずにいられぬことが、またひとつ増えました。


 若い頃に逃したものや事柄に、妙に感傷的になってしまうのは、年をとったせいでしょうか。
それをいい方に活かせるようにしたいものです。
 
 
  

 そのためにも、もう一枚レコード聴いて、心のデトックスをすることにしましょう(^^ゞ



 

   







プロフィール

櫟コナラ

Author:櫟コナラ
里山と多摩川のある街で暮らしています。
家にいる時は、音楽かラジオをかけて、パンを作ったり、ネコと戯れたり。
うまく子離れしている・・つもりなんですが・・・。

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